この記事で分かること
- MVNO(いわゆる格安SIM)とは、どのような仕組みの事業者か
- 大手キャリア(MNO)とMVNOで、料金に差が生まれやすい理由
- 通信費を見直す際に、この違いをどう活かせるか
MVNOとは
「格安SIM」と呼ばれるサービスの多くは、MVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者によって提供されています。MVNOは、自社で通信回線の設備(基地局など)を持たず、ドコモ・au・SoftBankといった回線を保有する事業者(MNO)から回線を借りてサービスを提供する事業者です。
NTTドコモの公式サイトにも、ドコモが自社の回線をMVNO事業者に貸し出す仕組みを説明したページが用意されています。総務省もMVNOの新規参入を促す取り組みを継続的に行っており、「MVNO支援コーナー」という専用ページや、事業者向けの相談窓口を設けています。
大手キャリア(MNO)とMVNOで料金に差が生まれやすい理由
MVNOのサービスが大手キャリアと比べて低価格になりやすい理由として、一般的に次のような点が挙げられます。
- 自社で基地局などの通信設備を持たないため、設備投資にかかる費用を抑えられる
- 店舗網を持たない、または限定的な事業者が多く、店舗の家賃・人件費などの販売管理コストを抑えやすい
総務省は、大手キャリアがMVNOに回線を貸し出す際の「卸料金」の算定基準を見直すなど、MVNOがより低価格でサービスを提供しやすい環境を整えるための検討を継続的に行っています。
通信費の見直しにどう活かせるか
大手キャリアとMVNOは、単純にどちらが優れているというものではなく、それぞれ性質が異なります。実際に乗り換えを検討する際は、料金だけでなく、対応している回線・データ容量・契約条件などをあわせて確認することが大切です。具体的な事業者ごとの比較は格安SIMの選び方と、回線別の比較の記事でも整理しています。
あわせて確認したいこと
MVNOへの乗り換えを検討する場合、今お使いの端末のSIMロック状況や、乗り換え手続き(MNP)の流れも事前に知っておくと安心です。それぞれSIMロック解除とは?確認方法と手続きの流れ、格安SIMへの乗り換え手順(MNP)の流れの記事で解説しています。